2013年2月19日火曜日

PM2.5マスク


PM2.5とは2.5μmの大きさの粒子であり、この粒子は人間の髪の毛や花粉などと比べてもものすごく小さい粒子のことです。

そのため、普通にドラッグストアなどに売っている「花粉症マスク」や「サージカルマスク(装着者の側から発する飛散を防ぐためのマスク)」などのマスクでは粒子が小さすぎてフィルターを通り抜けてしまいます。

PM2.5の粒子を防ぐことが出来るマスクは「N95」という規格に対応したマスクが必要になります。

N95規格のマスクは本来工業用に工場などで使われることが多く、最近では結核、SARSなどの感染防止に効果を上げたことから医療関係でも使われるようになりました。

N95とはフィルター自体の性能を示すもので、装着後のマスクと顔との密着性は保証してないため、使用にあたっては正しい装着をする必要があり、サイズが調整出来るものを購入するようにしましょう。

N95の95というのは0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去出来る性能があるという意味で、99や100もあります。数字が上がればそれだけ性能も上がりますが、その分フィルター能力も上がり苦しくなり、装着時の不快感が上がってきます。ですので、一般的にはN95規格が通常の装着では最適だと言われています。

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